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執筆者の写真店長のみっく

沈んだ2億円の家

こんちはー。便利屋のみっくです。


雨ですね。今日はいろいろ住宅地を巡回サービス中です。


ところで、皆さんこの写真どこがマズいかわかりますかね?


ぼくはこういう道路に出くわすたびに、

ちょっと前にあった悲劇を思い出すんです。


実はこのあたりの土地はバブル期に建坪で36坪の家がだいたい2億円していたんです。


今では、4千5百万円ですけど。 (;^_^A


あの頃は、家なんて一生持てないって、あきらめてました。


我が家の近所でも、それはそれは美しく、石畳で整備されて、


そこだけ見れば高級住宅街って感じの、2億円の家が40棟も立ち並んだんですけど。


当時は、ちょっとした中級層のサラリーマンが、


「これ以上価格が上がったらもう買えない!」って脅かされて、駆け込みでムリして買っちゃったんです。


今の若い人たちには想像がつかないかもしれないけど、

マジで100年、親子3代リレー住宅ローンなんて、超~クレイジーなものまであったんですよ。


ところが、その2億円の家は40棟とも、新築からわずか5年後に全部15cm以上も傾いて、沈んでしまいました。


たった15cm?って思うかもしれないけど。 普通に寝てたら、頭に血が上るか、貧血になって寝れないです。


しかも、その原因が、今だったら違法だけど、30年も前に大手製薬会社が薬物の投棄場所にしていたことがわかって。 どうりで体調を崩す人たちがいっぱい出た。という騒ぎになったわけですわ。


オマケに建設会社は、バブルが崩壊してすぐ倒産。

まったくをもって悲劇でしたね。


さて。

話は最初にもどって、↑写真のように道路のアスファルトに、こんな感じでヒビが入っているのは、かなりヤバイんです。


案の定、その左側に立ち並ぶ住宅に目をやると、玄関先とか、軒先、バルコニーなど、5センチほど家の一部が地盤沈下していて、家の壁にクラック(ヒビ)がはいっているんですよ。 しかも5件も6件も軒並みね。


僕はこういう家の水漏れ補修なんかをするんですけど。 やっぱり限界がありますよね。

土地から特殊な工法でやりなおさないと、応急処置になっちゃうんです。


なので、ブログでお伝えしたいのは、これから家を買う皆さんは、土地とかデザインばかり気にしないで、住宅に面した道路とか、半径50mも確認してほしいってこと。


その他、昼と夜。 平日と休日でガラッと雰囲気が変わる場所もありますからね。

千葉の方だけど、土日になるとヘリコプターが必ず着陸する土地っていうのもあったな。


bye ^^/




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